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網戸の張り替え

2021年9月18日

網戸の張り替えはDIYで簡単にできる家のメンテナンスのひとつです。日当たりのよいおうちなどではすぐにボロボロになってしまう網戸。業者さんに頼まず自分でやってお財布にもやさしい網戸の張り替え。何度も貼るうちに慣れてきて上達します。是非トライしてみてください。

網戸の張り替えに必要なもの

  • 網戸の網
  • ゴム
  • 押え用クリップ
  • ローラー
  • カッター
  • 網戸の選び方

    網戸の網

    網戸の網は「色」「メッシュ数」「材質」の違いを把握して選びましょう。グレートと黒があります。大昔はブルーの網が主流でしたが、その後はグレー、今は黒もあります。グレーはネットに当たった光が反射するので、レースカーテンような役割で部屋の内からも外からも視線を遮ります。黒は光を吸収するので、網戸が無いかのように部屋の中からも外からもクリアに見えます。寝室や脱衣所など人から見られたくない場所にはグレー、気にならない部屋には黒など部屋ごとに変える人、1階はグレー、2階は黒など階数で変える方など様々です。

    「メッシュ数」とは網の細かさの単位を表します。数字が大きいほど網目が細かく、網目が細かいほど虫などが入りにくいメリットはありますが、風通しは悪くなります。
    16・18・20・24・26・30・40・60・200メッシュと幅広くありますが一般的に使われているのが18メッシュ。ちょっと細かいと24メッシュ。花粉対策となれば200メッシュ。風通しを考えれば、18~24メッシュが快適に過ごせるメッシュ数と言えるでしょう。

    「材質」はポリプロピレン(PP)、ポリエステル、グラスファイバー、ステンレスとそれぞれ特徴があります。ポリプロピレンは防虫にこだわった細かい網目で価格的にも最も需要のある一般的な材質です。ポリエステルは強度・摩耗に非常に強く、弾力性のある素材なので犬や猫のひっかきに強いと言われます。グラスファイバーは耐候性・耐久性に優れ、熱に強くたばこの火などでも穴が空きにくいという優れものですが価格は高いです。。ステンレスはとにかく丈夫で長持ち、汚れもつきにくいメリットはありますが価格は高いです。

    網戸のゴム

    網戸のゴムは使う網戸の色と合わせると綺麗です。ゴムの太さは細すぎるとネットをとめる事ができません。太すぎる枠に入らないので重要です。太さは3.5mm・4.5mm・5.5mmとあります。ついているゴムの太さで確認しますが、劣化してゴムが縮まっている場合があるので判断が難しいです。サイズが替えられるゴムもあるので利用するとよいでしょう。前についていたゴムが劣化していないのであれば再利用してもよいでしょう。ゴムのサイズによってローラーの幅も確認しましょう。太いゴム用、細いゴム用と2WAYタイプのものもあります。

    網戸の張り替え作業手順

    古い網を剥がす

    【古い網を外す】
    ゴムの継ぎ目からゴムを外し枠の溝のほこりや汚れをきれいに取り除きます。網戸の張り替えをする時でないと洗う機会もないのできれいに洗い流すと気持ちがいいです。

    枠に網をのせる

    【網を枠にのせる】
    網戸の網を枠から10cm以上余裕をもたせて置きます。位置が決まったら、クリップで枠と網をとめておきましょう。

    ゴムをはめる

    【ゴムを入れる】
    網目と枠がよれないように意識しながらローラーで溝にゴムを押し込んでいきます。右利きの人は時計回り、左利きの人は反時計回りにすると網を踏むことなく作業ができます。2辺が済んだら網がたるまないように手で引っ張りながらゴムを押し入れます。引っ張りすぎると先に入れたゴムが外れますし、緩すぎると網が波が出てしまいますので丁度よい加減で引っ張ります。

    網をカット

    【網を切る】
    ゴムを入れ終えたら余分な網をカッターでカットします。カッターで切る場合刃をこまめに折るようにするとスムーズに網が切れます。

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